優雅な時を優美に刻む、古典的ツーカウンター━━ボーム&メルシエ

トレンドセッターとしても知られるボーム&メルシエが新たなCEOを迎え、新体制の下、“海辺の生活”というブランドの世界観を掲げた。注目の新作は2カウンタークロノグラフ。オーセンティックなスタイルには、真のくつろぎをもたらすリゾートへの憧憬が込められている。

“湾ともいえない狭い湾の向こうには、ファッショナブルなイースト・エッグの白亜の館が、いくつも海際にきらきらかがやいていた。僕がそこへ自動車を駆って、トム・ビュキャナン夫婦と晩餐をともにした夜から、じつはその夏の出来ごとは始まるのだ。”(『華麗なるギャツビー』大貫三郎=訳)

まるで真夏の白日夢のように華やかなパーティが繰り広げられ、理想と挫折、運命が交錯する物語はまさにアメリカのローリング・トゥエンティーズを語る。舞台となったロングアイランドは今なお東海岸の富裕層が夏の避暑や週末を過ごす場所であることに変わりはない。とりわけ突端にある高級リゾート、ハンプトンは多くの著名人が居を構えることでも知られている。

だがその魅力が夜ごと開かれるラグジュアリーなパーティにあるかというと、決してそうではない。むしろ訪れる誰もが何もない休日を求めるのだ。

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