パンテールを気高く美しく変貌させたウォッチコレクションの数々

1914年、プレスレットウォッチに初めて姿を見せたパンテール 。オニキスとダイヤモンドで描いたスポッツモチーフは抽象的なフォルムでした。1917年にルイ・カルティエは、写実的なパンテールを洗練された小物入れの上にデザインしました。そこには2本の糸杉の間を歩くパンテールの姿が描かれています。

パンテールは徐々にメゾンのあらゆる作品で存在感を放つようになり、それはカルティエの歴史における重要な人物であるジャンヌ・トゥーサンによって決定的になりました。ジャンヌ・トゥーサンは、ルイ・カルティエの大切なコラボレーターであり、1933 年からクリエイティブディレクターを務めた人物です。

ジャンヌ・トゥーサンとパンテールは運命的に出会いました。ジャンヌ・トゥーサンはパンテールが象徴する可能性の豊かさと魅惑の力を感じ取ります。凛とした女性らしさを象徴するパンテールの表情は、自己を確立した女性たちを彷彿させます。こうした女性たちとジャンヌ・トゥーサンは交流し、よく理解していました。1948年にジャンヌ・トゥーサン(「ラ パンテール」との愛称で呼ばれていました)はウィンザー公爵夫人のために立体的なバンテールをエメラルド カボションの上にあしらったプローチを製作し、翌年には、サファイア カボションで同じモデルを手掛けます。ジャンヌとメゾンは独自の方法で、これまでの慣習にとらわれない、光り輝く女性らしさの象徴にパンテールを掲げます。

2019年のSIHHにて、カルティエはパンテールを気高く美しく変貌させます。その3つの軸となるのは、ジュエリーメイキングとウォッチメイキングの調和、カテルィエにとって大切な芸術的職人技の活用、そしてメゾンの最新の革新的ウォッチメイキンクに見られる技術と魔法の融合です。

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